2022-12-02
免疫チェックポイント阻害剤「リブタヨ」が承認へ
オプジーボ、キイトルーダに次ぐ抗PD-1抗体の承認です。
がん細胞による免疫細胞の抑制を解除
がん化学療法後に増悪した進行、または再発の子宮頸がんを対象に免疫チェックポイント阻害剤「リブタヨ」が承認されることになりました。リブタヨは、オプジーボやキトルーダと同じく抗PD-1抗体です。がん細胞は、免疫細胞の一種であるT細胞表面にあるPD-1に、自らの発現するPD-L1を結合させることで、異物を攻撃出来ない状態にします。リブタヨは、PD-1に結合することで、がん細胞によるT細胞への抑制を解除し攻撃が出来る状態に回復させます。オプジーボやキイトルーダに次ぐ3番目の抗PD-1抗体の登場は、患者への新たな選択肢になるでしょう。
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