2022-04-05
オプジーボが米国で非小細胞肺がんの術前化学療法として承認
手術の成功率を高め、またその後の再発を防ぐために、事前に抗がん剤などを投与するのが術前化学療法です。
オプジーボは治療の早期の段階から使用する流れに
免疫チェックポイント阻害剤「オプジーボ」が米国で非小細胞肺がんの術前化学療法として承認されました。術前化学療法は、がんを縮小させて、手術の成功率を高めたり、その後の再発を予防したりすることを目的に、手術前に抗がん剤などを投与することです。今回、オプジーボはプラチナ製剤を含む抗がん剤との併用で承認されています。オプジーボは、様々ながんに適応を拡大していきましたが、抗がん剤が終了してからでなければ使用出来ないことが多く、それが難点になっていました。非小細胞肺がんの術前化学療法として免疫チェックポイント阻害剤が承認されるのは、これがはじめてですが、今後、治療の早期の段階で使用する流れになっていくのではないでしょうか。
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