Home › がんを知る › 【がん用語集】治療のキーワードを詳解 › 二重特異性抗体 2022-02-15 二重特異性抗体 抗体は、通常、ひとつの抗原を認識して結合します。がんの抗体医薬品はこの仕組みを利用し、がん細胞が特異的に発現している分子を抗原として認識し、がん細胞に効率よく作用します。二重特異性抗体とはふたつの抗原、もしくは同じ抗原のふたつの異なるエピトープ(抗体が抗原を認識する部分)に結合します。二重特異性抗体のがん治療薬は、それぞれの抗原を認識して作用する抗体医薬品をふたつ投与するよりも、相乗的な作用で効果が発揮されます。 00 関連記事 骨髄抑制 シークエンサー 核酸医薬 血小板 IMRT 生存率 αガラクトシルセラミド