2021-12-28
がんが骨転移すると、感染症の重篤化するリスクが上昇
がん患者が死亡する原因のひとつが感染症です。
敗血症や肺炎による死亡リスクは2倍に
デンマークのオーフス大学病院などによるコホート研究では骨転移を起こしたがん患者は、感染症が重篤化するリスクが高く、敗血症や肺炎で入院した患者を、10年間遡ってみたところ、死亡リスクは2倍以上になることが明らかになっています。新型コロナウイルスの感染拡大は、このところ、沈静化が続いていますが、ただでさえ免疫が低下し感染し易くなっているがん患者にとっては、気に留めておきたい事実といえます。
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