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2021-10-29

乳がん予防切除

BRCA1、BRCA 2は、損傷した遺伝子を修復する働きのある遺伝子です。ともにがん関連遺伝子であり、いずれかに変異がある場合、生涯において乳がんや卵巣がんになる確率が4割以上になります。そこで、左右の乳房のいずれか、卵巣にがんが出来た場合、ほかの部位にもがんが出来る可能性が高いため、予防目的で切除することが推奨されています。2020年からは保険適用となり、BRCA1、BRCA2のいずれかに変異がある、乳がんや卵巣がんと診断されている、家族に同様の患者がいる……等の条件を満たした方が対象となります。遺伝子検査や乳房再建手術、がんと診断されていない部位へのエコー検査なども保険適用となります。

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