山形大学は血液検査によるがんの個別化医療へ

がんの組織検査は、採取に負担がかかるという問題があります。

組織検査から手軽な血液検査へ

一昨年、がんゲノム医療拠点病院に指定された山形大学医学部付属病院では、採血による遺伝子検査を行い、その結果で効果の期待出来る分子標的薬を投与する個別化医療を導入することになりました。がんゲノム医療が推進され、標準治療が終了した患者には、遺伝子検査が保険適用となり、組織検査の結果に応じて治療を選択することが出来るようになりましたが、十分な組織を採取出来ない場合が多いという問題がありました。血液検査の結果で判断することによって、患者の治療の機会がさらに増えることが期待されています。

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