高齢者のがんに対する化学療法のガイドラインがまとめられる

副作用のある抗がん剤は、高齢者に対しては大きな負担になります。

従来のガイドラインは、年齢を考慮していなかった
標準治療ではがんの部位、進行の度合いによってどんな治療を行うか、ガイドラインが作られています。抗がん剤は、副作用が大きいにもかかわらず、従来は体力の衰えた高齢者に対しても、同じガイドラインが適用されていました。日本腫瘍学会と日本癌治療学会は、6月21日までに「高齢者に対するがん薬物療法ガイドライン」をまとめました。高齢のがん患者に対して化学療法の指針が示されるのははじめてのことです。

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