Home › がんを知る › 【がん用語集】治療のキーワードを詳解 › リツキサン 2018-06-14 リツキサン リツキサン(リツキシマブ)は、免疫細胞のひとつであるB細胞ががん化する血液のがんの治療に用いられます。B細胞の表面に発現するCD20を標的に作用する世界ではじめて承認された分子標的薬ですが、薬価ベースでは2011年以降、世界でベストセラーのがん治療薬になっています。非ホジキンリンパ腫などでは長らく4種類の薬を併用するCHOP療法が標準治療とされてきましたが、近年ではこれにリツキサンを加えたR-CHOP療法が事実上の標準治療になりつつあります。 00 関連記事 希少がん 寛解 治験 ホルモン療法 人工肛門 がん幹細胞 ハーセプチン