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2018-06-11

がん患者がセカンドオピニオンを求める割合は3割強

大きな病気であるがんになると、主治医以外のセカンドオピニオンを求める患者が増えてきました。

セカンドオピニオンはまだ普及しているとはいえない
企業の健康経営を支援するティーペックががん患者と元がん患者372人に対して行った調査によると、主治医以外にセカンドオピニオンを求めた割合は3割強であったそうです。個々の患者がどのような段階であったかなどはわかりませんので、この数字だけでは一概にいいきれませんが、我が国ではまだセカンドオピニオンが普及しているとはいえないようです。

進行がんの患者は是非セカンドオピニオンを
特にセカンドオピニオンを利用すべきなのは、進行がんの患者でしょう。早期のがんであれば、標準治療が確立されており、十分な効果が期待出来ますが、進行がんとなると標準治療だけでは限界があるからです。その場合、自由診療も含めた治療の出来る医師にセカンドオピニオンを聞くことになります。また、標準治療の枠内であっても、外科と内科、放射線科など専門が変わると、異なる治療を進められるケースがあります。逆にいえば、診断が変わらなければ、基本的に治療方針は大きくは変わりません。

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