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2017-06-01

寛解

腫瘍が目に見える範囲で完全に消えたり、縮小した状態で落ち着いている状態が寛解です。血液のがんでは骨髄のがん細胞が5%以下になるか、末梢血にがん細胞がなくなった状態で寛解となります。がんは細胞単位の病気です。寛解に至っても、再発や転移の可能性はあり、体調に留意して、経過を観察する必要があります。一般には寛解が5年間続いて、完治と見なしますが、血液のがん、リンパ節や遠隔の臓器に転移したがんでは、寛解が最高の状態となります。

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