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2023-05-31

ファストフード店の多さとがんによる死亡率は関係する


ファストフードは一般に健康によくないというイメージがあります。

生鮮食料品の入手しにくさを考慮

日々の食生活は、健康に大きな影響を及ぼします。がんにおいても無縁でないようです・米国のオーガスタ大学のグループは、飲食店へのアクセス条件と肥満関連のがんによる死亡率の関連性について研究を行いました。2012年、2014~15年、2017年、2020年の米国農務省のFood Environment Atlas、2010~20年の米国疾病予防管理センターの18歳以上の成人の死亡率データを使用し、生鮮食料品の入手が困難な地域とファストフード店が集中し、生鮮食料品が入手困難な地域の両スコアと肥満関連のがんによる死亡率との関連について調査しました。肥満と関連する13種類のがん(子宮内膜がん、食道腺がん、胃噴門部がん、肝臓がん、腎臓がん、多発性骨髄腫、髄膜腫、膵臓がん、大腸がん、胆嚢がん、乳がん、卵巣がん、甲状腺がん)による死亡率を調べています。その結果、生鮮食料品が入手困難な地域や、さらにファストフード店が集中している地域では、肥満関連のがんによる死亡率が優位に高かったのです。

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