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2023-02-14

マクロファージは肺がんの手助けをしている


免疫細胞の一種であるマクロファージが、免疫を裏切って、がんを進行させる場合があります。

遺物の死骸を貪食し、免疫を刺激

マクロファージは免疫細胞の一種で、免疫が排除した遺物の死骸などを貪食し、免疫をさらに刺激します。免疫の中でも重要な役割を果たしているのですが、肺がんに関しては逆の働きをして、肺がんの進行を手助けしているという研究結果が、大阪大学のグループから発表されました。肺胞マクロファージは、肺胞では数の多い免疫細胞ですが、細胞の分化や増殖の調節などの生物活性を有するサイトカイン「アクチビンA」を介して、肺がん細胞の増殖と密接に関係していたのです。マウスを使った実験では、肺がんの組織では正常な組織よりも肺胞マクロファージが有意に多く、肺胞マクロファージの上清を添加すると、肺がん細胞の増殖の勢いが増し、肺がんマクロファージを枯渇させると、肺がんの進行は緩やかになりました。また、また、肺がん組織ではマクロファージにおいてアクチビンAの産生が増加していました。

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