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2022-12-05

がん共存療法

標準治療は、がんを対象として叩き、可能であれば消失、出来るだけ縮小させることを目指します。しかしながら、手術や放射線は侵襲が避けられず、また抗がん剤も正常細胞が巻き添えになることで、患者は消耗し、がんと闘う上で不可欠な免疫の低下を招きます。このような標準治療に対してがんを無理に消失、縮小させようとせず、出来るだけ進行を遅らせて、余命の延長やQOLの維持を図るのががん共存療法です。もっとも、標準治療においても進行したがんに対しては、全身に散らばったがんは、完全に排除することは困難なので、基本、延命が目的となります。

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