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2022-10-11

食道がん闘病中の秋野暢子さんは、手術でなく化学放射線療法を選択

女優という仕事を続けていく上で、声帯を温存するということは大事だったのでしょう。

手術の長所と短所
食道がんで闘病中の女優の秋野暢子さんが、自身のブログを通じて一般的な手術ではなく化学放射線療法を選択したことを公表しています。一般に手術の出来るがんは、手術が第一の選択肢になります。患部を確実に切除し、がん細胞の数を減らせるので、再発や転移のリスクを小さく出来るからです。しかし、手術には様々なデメリットがあり、特に一度切除して失った部分は取り戻せません。秋野さんの場合、進行した食道がんであったため、リンパ節、さらには声帯などを失う可能性が大きく、女優という仕事を継続することを踏まえて、手術ではなく抗がん剤と放射線の併用を選択しています。とはいえ、近年では抗がん剤も放射線の照射技術も進歩し、化学放射線療法の生存率は、手術や手術と抗がん剤の併用と比較して遜色ないという事実があります。
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