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2022-09-01

睡眠は長くても短くてもがんになり易くなる


睡眠は健康と密接な関係にありますが、がんを予防するという観点からは、不足はもちろん、多過ぎてもよくありません。

睡眠が長い程、前立腺がんのリスクは低下

睡眠不足は、疲労回復などの観点から健康にはよくありません。また、睡眠中に分泌され、健康に深く関与しているホルモンなどが不足することも考えられます。がんにおいても影響ははっきりしており、睡眠中に分泌されるメラトニンは、前立腺がんを抑制しますが、睡眠時間が6時間以下だとリスクが有意に増大し、9時間以上だと有意に減少するとの研究結果があります。かといって眠り過ぎるのはよいことばかりではなく、一部のがんでは睡眠時間が長いと、逆にリスクが増大します。これは、睡眠時間があまりに長い方は、何らかの異常や病気を抱えている可能性があり、免疫が低下しているからではないかと考えられています。確かに睡眠をとり過ぎると、体調が思わしくないと感じることがあります。

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