がん患者にお勧めしたい運動とは?

適度な運動は、がん患者にとって心身ともによい影響があります。

手軽で安全な筋力トレーニング

がんという大きな病気と闘っている時は、身体的にも精神的にも大変かと思います。しかし、闘病中だからこそ適度な運動で筋肉量を維持することが求められます。筋肉が落ちると、体温を上げづらくなり、当然、がんと闘う上で不可欠の免疫に影響するからです。また、適度な運動はホルモンの分泌を促し、落ち込みがちな気分も改善する働きがあります。お勧めしたいのは、まずは歩くことです。また、筋肉を落とさないためには、椅子に座った状態で、足を床と水平に伸ばして、暫くそのままでいたり、或いはお尻が椅子に着くぎりぎりの状態で浮かせた姿勢のままで、暫く我慢したり……安全で手軽な方法を試してみましょう。因みにこれらの運動で鍛えられる太腿の筋肉は、体の中で最も大きな筋肉なので、効率よく鍛えて、体温を下げないようにしましょう。

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