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2022-05-26

大腸がんの桑野信義さん、手術から1年再発がなければ安心か?


がんの手術をした後に、一番心配なのはやはり再発です。

副作用がつらく、手術後の抗がん剤を中止

タレントの桑野信義さんが、SNSを通じて大腸がん闘病の近況を報告し、手術から1年以上経過後の検査では再発がなかったことを喜んでいました。桑野さんは、2020年の秋に大腸がんが見つかりましたが、発見された時には既にリンパ節への転移が確認されたステージ3〜4という状態でした。その後、半年間の抗がん剤の投与で手術が可能になり、年が明けて手術を行いましたが、その後の抗がん剤治療は副作用がつらいという理由で5月に中止し、生活習慣の改善で免疫を回復することに努めていました。

抗がん剤か、患者自身の免疫か

ある程度進行したがんを手術した場合、取り残したがんを手術自体が刺激し、がんが増大するきっかけになるため、その後に抗がん剤を投与するのが普通です。とはいえ、がんを最終的に抑え込むのは、抗がん剤ではなく患者自身の免疫ですから、免疫を低下させ、さらに重い副作用で消耗させる抗がん剤をどうするかは、手術後の状態を見て判断するしかありません。桑野さんは、今のところ、免疫を重視するやり方が奏効しているということでしょう。

最初は、発見した時に再発したわけではない

ただ、今のところ、再発は確認されなくても、がんは細胞の単位で確実に残っています。再発とは確認された時点で再発したわけではなく、取り残した小さながんが少しずつ増大していった結果です。治療終了から5年が経過して再発しなければ完治と見なしますが、今後も慎重に経過を観察し、免疫を低下させないような取り組みが大切です。

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