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2022-04-04

人工肛門

大腸がんの手術などで肛門や括約筋を切除した方は、腹部の表面に腸管を出して、排泄口である人工肛門を儲けることになります。その場合、人工肛門に袋を装着して、排泄物を受け止めることになります。近年、手術ロボットの登場などで精密な手術が可能になり、症状によっては肛門や括約筋、神経を温存することが出来るようになりましたが、進行したがんの場合、周囲まで大きく切除することが望ましいため、どうしても人工肛門にならざるを得ないことがあります。QOLの面からよく考えて判断することが求められます。

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