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2022-03-03

オリビア・ニュートン・ジョンさんは、医療大麻で乳がんと闘病中


医療大麻は国によっては合法で、効果を認めている医師も少なくありません。

痛みがある状況で使用すれば依存症にはならない

世界的な大ヒット曲を数多く持つ歌手のオリビア・ニュートン・ジョンさんは、1992年に乳がんと診断され、一旦は寛解しましたが、2017年に背椎に転移し、現在も闘病中です。自らの治療と音楽活動の傍ら、財団まで設立し、がん患者の支援も行っていますが、近年では医療大麻の普及に尽力しています。医療大麻について総合的な研究は行われていませんが、国によっては合法であり、多くの医師は痛みや抗がん剤の副作用としての吐き気などの緩和に効果があることを認めています。実際、末期のがん患者の緩和ケアとしてモルヒネは用いられており、痛みがある状態で使用するのであれば、依存症の懸念がないことはわかっています。医療大麻にはまだ賛否両論があり、安易に使用を認めることはよくありませんが、緩和ケアなどのひとつとして検討すべき選択肢ではあるようです。

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