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2022-01-24

がん検診ががんのリスクを上げる


レントゲンやマンモグラフィー、CTといった検査を受けると、放射線を被曝します。

放射線の影響は体に蓄積していく

がんは早期発見、早期治療が原則です。しかし、検査によってはがんのリスクを上げてしまう可能性があります。がんは、細胞が分裂する際に、様々な理由で遺伝子が正常に複製されず、異常な細胞が生まれ、それが増殖していった結果です。そして、遺伝子のコピーミスが起こる原因のひとつとして、放射線の影響が挙げられます。乳がんのマンモグラフィー、胃がんや肺がんのレントゲンやCTといった検査にはいずれもX線が使われます。医療は進歩し、こうした検査の技術は向上していますから、放射線による影響は以前に比べれば軽減されています。とはいえ、放射線の影響は体に蓄積していきます。回数を重ねることで、がんが発症し易くなっていくことは、決して否定出来ないのです。年代や体質、進行の速さなどを考慮すれば、必ずしも急ぐ必要のないがん検診はあります。そこを考慮した上で受けたほうがいいでしょう。

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