toggle
2021-11-16

NK細胞によるがんの再生医療が治験開始


再生医療を発展させる鍵は、様々な細胞に分化するiPS細胞かもしれません。

培養の困難なNK細胞を量産

国立がん研究センター東病院では卵巣がんの患者に対して京都大学の施設が培養したNK細胞を移植する治療を行ったことを発表しました。NK細胞はがん免疫の主役となる攻撃力の高い免疫細胞ですが、培養が困難だという課題がありました。京都大学の施設では様々な細胞に分化するiPS細胞を使うことで、NK細胞を効率よく培養することに成功しています。様々ながんへの応用が期待されており、今後も治験が続く予定です。

Share on Facebook0Tweet about this on Twitter0
関連記事