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2021-11-11

ワイルドワンズはメンバー4人ががんを経験


ワイルドワンズを創設から支えるメンバー3人は、がんサバイバーであり現役のミュージシャンです。

がんはもはや特別な病気ではない

1966年に結成、『想い出の渚』を大ヒットさせたワイルドワンズ。メンバーの3名が既に70代となりまひたが、解散と再結成を経て息の長い活動を続けていますが、その3人と創設者であった加瀬邦彦さんは、全てがんを経験しています。まず加瀬邦彦さんが1994年に食道がん、次いで2002年に鳥塚しげきさんが胃がん、2007年に植田芳瞭さんが大腸がん、そして2012年には島英二さんも胃がんと診断されました。加瀬さんはその後の闘病、そして下咽頭がんの発症を経て残念ながら2015年に亡くなっていますが、現在も残る3人に加え、加瀬さんの次男による4人で活動を続けています。日本人の2人に1人ががんになる時代、こうしたケースは珍しくないかもしれません。そして、がんを克服した方が、それまでと同じように精力的に頑張っているのは、既にがんが特別な病気ではないことを物語っています。今、がんと戦う方にとっては励みになる話です。

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