toggle
2021-06-17

パイナップルの芯は天然の抗がん剤だった


パイナップルの芯に含まれる酵素には、抗がん剤よりも優れた腫瘍効果があることが確認されています。

263%延命指標を向上

身近な果物であるパイナップルの芯にはプロメラインという蛋白質を分解する酵素が含まれています。実はこの酵素はがん細胞にのみ選択的に毒性があり、正常な細胞には影響がないという特長があります。動物実験では消化器のがんなどによく使われる抗がん剤「5-FU」よりも優れた抗腫瘍効果を発揮し、何もしなかった場合と比較して、263%の延命が出来たという報告があります。プロメラインは熱に弱く、活性を維持したままで抽出することが困難でしたが、近年、粉末として製品化され、天然の抗がん剤として期待を寄せられています。

Share on Facebook0Tweet about this on Twitter0
関連記事