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2021-03-22

オプジーボとカボメティクスの併用は進行腎臓がんの1次治療から有効


オプジーボは多くの場合、最初の治療からは使えません。

多剤併用で免疫応答が増強

免疫チェックポイント阻害剤「オプジーボ」と分子標的薬「カボメティクス」は、いずれも単独で腎臓がんの全生存期間を延長することが確認されています。そして、この2剤の併用は進行性の腎細胞がんの1次治療においてガイドラインとなっているスーテントよりも無憎悪生存期間、全生存期間、客観的奏効率の全てにおいて優位に優れていることが、ハーバード大学の研究によって明らかになりました。カボメティクスがオプジーボの免疫応答を増強した可能性が示唆されています。オプジーボは様々ながんに対して保険適用となっていますが、大半は1次治療からは使えないという難点があります。多剤併用を含めて、1次治療からの効果が確認され、患者の選択肢が増えることが期待されます。

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