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2021-01-15

大腸がんをAIで検出する技術が開発される


大腸がんは早期で発見出来れば、完治まで期待出来ますが、形状によっては見落とし易いという問題があります。

医師と同等の診断が可能
国立がん研究センターとNECは、大腸の内視鏡による画像からAIを利用して、早期の大腸がんを検出する技術を開発しました。前がん病変と早期の大腸がんの画像を25万枚学習させ、計上によっては医師と同等の診断が可能になっています。既にソフトウエアとして医療機器の承認を取得済みです。大腸がんは日本人に多いがんですが、進行は比較的緩やかで、早期の発見が出来れば、完治の可能性は高く、5年生存率も高いがんです。但し、早期のがんは内視鏡による検査でも見落としが多く、それが大きな課題になっています。このAIを使った試験では、視認し易い隆起型の大腸がんでは約95%、視認しづらい表面型では約78%を検出しています。

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