toggle
2020-07-30

なぜ、ベトナムはがんによる死亡率がアジアで最も高いのか?


ベトナムではがんによる死亡率は7割を超えます。

がんは、発見が遅れると、生存率が低下
英国の経済紙『エコノミスト』が調査した結果によると、豪州、インド、日本、韓国、中国、インドネシア、マレーシア、フィリピン、タイ、ベトナムの10か国の中でがんによる死亡率が最も高いのは、70%以上のベトナムでした。国際がん研究機関の2018年の発表ではベトナムで新たにがんに罹患した方の数は約16万5000人、がんによる死亡者の数は約11万5000人。ベトナムは、罹患率は他国と比べてそんなに高いわけではありませんが、発見が遅く、それが生存率の低下の原因になっています。がんからの生還を左右するのは、何より検診の徹底による早期発見・早期治療。とはいえ、我が国も、検診を受けている比率は4割程度と、決して高いとはいえません。

Share on Facebook0Tweet about this on Twitter0
関連記事