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2020-02-19

がん治療を受ける若い世代に対する妊孕性温存支援が広まる

子供を作れなくなるからと、がん治療を躊躇する方は少なくありません。

精子や卵子の凍結保存の費用を助成
がんは治療自体が様々なリスクを伴います。そのひとつが若い年代で抗がん剤や放射線による治療を受けた際に、生殖機能を喪失したり、低下させたりすることです。実際、子供を作りたいという気持ちが、積極的な治療を拒む原因になったり、治療をはじめるのが遅れたりする原因になることは少なくありません。

解決策としては治療の前に精子や卵子を採取し凍結保存しておくことですが、現状では高額な費用が障害になっています。この状況を少しでも打開しようと、各自治体ではがん治療によって生殖機能の喪失・低下が懸念されると診断された若年層に対して、精子や卵子の凍結保存に要する費用の一部を助成するという動きが広まっています。心当たりのある方は住んでいる自治体に問い合わせてみてはいかがでしょうか。

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