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2020-02-13

ヒュー・ジャックマンさん、皮膚がんの経過は良好

『X-メン』シリーズなど多くの映画に出演している俳優のヒュー・ジャックマンさんは、皮膚がんと闘っているがんサバイバーです。

鼻に出来た皮膚がんが何度も再発
俳優のヒュー・ジャックマンさんは、2013年に皮膚がんと診断されました。鼻に出来たシミが実は基底細胞がんだとわかり、転移はしないタイプではあるものの、何度も再発を繰り返しています。俳優にとっては商売道具といえる顔に出来たがんであるにもかかわらず、常に前向きに治療に取り組み、その都度、状況を公表してきましたが、先日、SNSを通じて経過が良好であることを発信しています。

白人は皮膚がんになり易い
一般に色素の薄い白人は有色人種よりも皮膚がんになりやすいとされています。例えば悪性黒色腫は日本では希少がんの扱いですが、米国では年間に10万人近くが発症し、その大半は白人です。ジャックマンさんのがんは転移しにくいタイプですが、悪性黒色腫は転移し易く、進行すると有効な治療があまりありません。

早期の皮膚がんは、シミやほくろだと思って見過ごされ、気づかないうちに進行していることがよくあります。ジャックマンさんは自身の報告とともに検診の重要性を訴えていますが、おかしいと思ったら、面倒がらずに検診を受けることは大切です。

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