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2020-01-23

男性でも乳がんになる

意外に思われるかもしれませんが、男性でも乳がんになり、そんなに珍しいわけではありません。

男性の乳がんは、進行が早く、発見も遅れがち
1月から放映中のドラマ『アライブ がん専門医のカルテ』では乳がんになった男性が描かれていました。一般には女性の病気と思われている乳がんですが、男性がなる比率は0.5~1%とされ、100人に1人とか200人に1人と考えれば、そんなに希少ながんというわけではありません。乳がんは様々な原因で発症しますが、女性ホルモンであるエストロゲンが関係していることが多いと考えられています。

男性の乳がんの原因ははっきりとはわかっていませんが、遺伝子や内分泌系の異常、肝機能の低下でエストロゲンが過剰に分泌されたり、外傷や放射線で刺激を受けたりすることがきっかけになるようです。

一般に男性は乳がんとは無縁だと考えがちだからか、痛みなどの自覚症状がないと、発見が遅れがちです。また、男性の乳腺組織は女性よりも薄いので、浸潤や転移が進みやすい傾向があります。がんはどんなところにも出来る可能性があります。おかしいと感じたら、早めに医師の診察を受けることを心がけましょう。

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