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2020-01-10

今年、最も売上を伸ばすバイオ医薬品はキイトルーダ

がん患者は増え続け、医薬品の市場はがん治療薬が牽引しているといっても過言ではありません。

オプジーボは精力的に適用範囲を拡大
英国の調査会社「エバリュエート ファーマ」の発表では2020年に世界で最も売上を伸ばすバイオ医薬品は、免疫チェックポイント阻害剤のキイトルーダで、32億9000万ドルと予測されています。キイトルーダは悪性黒色腫の治療薬として最初に承認されましたが、精力的に治験を行い、様々な部位、ステージのがんに適応を拡大させています。

なお、同じがん治療薬では肺がんの治療薬として承認されたタグリッソも全体の7位にランキングされており、10億ドルの売上増が見込まれています。医薬品の市場をがん治療薬が牽引されていることがうかがえる数字といえるでしょう。また、2020年に新たに販売が開始される新薬の中では、抗体薬物複合体のエンハーツが売上24億1000万ドルの予測でトップになっており、こちらでもがん治療薬の数字が目立っています。

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