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2019-12-09

がんゲノム医療、治療に行き着くのは1割

今年の6月にはがん遺伝子パネル検査が保険診療で受けられるようになりました。

保険適用になるのは標準治療を終えた患者など
がんゲノム医療が推進され、今年の6月にはがん遺伝子パネル検査が保険適用になりました。厚生労働省によると調査に応じた134の医療機関で、10月末までに805人ががん遺伝子パネル検査を受け、有効な治療(分子標的薬)が見つかったのは、そのうちの88人と1割強に止まりました。標準治療では効果が期待出来ない患者や、標準治療が確立されていない希少がんの患者が対象なので、当初から有効な治療に行き着く割合は限定的だとは予想されていました。

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