toggle
2019-10-15

腫瘍溶解性ウイルスが悪性黒色腫で治験を開始

がん細胞に感染して、内側から破壊するウイルスが、遺伝子技術の発達によって作られています。

膠芽腫での治験は既に終了
がん細胞に感染して破壊する腫瘍溶解性ウイルスの開発が進んでいます。東京大学のグループがヘルペスウイルスの遺伝子を改変して作ったG47デルタは、3年前に膠芽腫を対象に治験を開始して、既に終了。年内に承認申請を行う予定です。また、新たな遺伝子の改変を行い、悪性黒色腫を対象に治験を開始することになりました。この遺伝子は感染したがん細胞の中で免疫細胞を刺激するIL12を作り、がん細胞への攻撃力をさらに高めます。

Share on Facebook0Tweet about this on Twitter0
関連記事