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2019-09-25

光免疫療法への三木谷浩史氏の投資167億円は格安

がんの新薬の開発費は年々高騰し、今や数千億円というレベルに達しています。

光免疫療法は既存の抗体医薬品を利用
光(近赤外線)に反応して発熱する色素を、がん細胞に集まり易い色素を使って送り込んだ後に、光を当てて、がん細胞を効率よく破壊する光免疫療法は、楽天グループやそのトップである三木谷浩史氏が巨額の出資をしたことでも話題になりました。楽天グループとして100億円、三木谷氏個人として167億円。庶民にとっては途方もない金額ですが、がんの新薬の世界では格安といえます。がんの新薬の開発費は年々高騰し、数千億円の単位になることさえ珍しくありません。オプジーボやキムリアの数千万円もの薬価は、こうした事情が背景にあります。光免疫療法は既存の抗体医薬品と色素の組み合わせなので、開発費が通常の新薬よりも大幅に軽減出来たのでしょう。

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