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2019-08-21

抗体医薬品

従来の抗がん剤は、分裂している細胞のDNAを傷害するため、正常細胞にも影響を及ぼし、それが副作用の原因になっていました。そこで、がん細胞に効率よく作用するように、がん細胞に特異的に見られる分子を目印にして、分裂を抑える分子標的薬が開発されました。現在、がんの新薬の主流はこの分子標的薬です。分子標的薬の多くは免疫の仕組みを利用して作られています。それが抗体医薬品で、がん細胞に特異的に見られる分子を抗原として、それに集まる抗体によって作られています。

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