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2019-07-19

前立腺がんの骨転移を制御する遺伝子を特定

前立腺がんの骨転移については特異的な予防や治療が確立されていません。

前立腺がんが進行すると骨転移しやすい
愛媛大学のグループは、7月12日、前立腺がんの骨転移をGPRC5Aという遺伝子が制御していることを特定したと発表しました。前立腺がんは、男性が高齢になると、発症リスクが高まり、いずれは一番多くなるとまでいわれています。早期に治療を行えば、高い確率で根治が期待出来ますが、進行するとリンパ節や他の臓器、骨に高い確率で転移し、予後も一気に悪化します。特に骨転移は骨折や激しい痛みを伴います。これまで前立腺がんの骨転移に特異的なメカニズムは解明されていなかっただけに、今回の研究が新たな治療の端緒になることが期待されています。

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