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2019-04-18

大腸がんから復帰を目指す原口文仁捕手が練習を本格化

1月に大腸がんの手術を受けた阪神タイガースの原口文仁捕手が、早くもフローバッティングを開始しました。

1月末の手術から約1箇月後にはチームに合流
プロ野球阪神タイガースの原口文仁捕手は、昨季、代打の切り札として打率3割を記録するなど大活躍。今季は打撃はもちろん、正捕手定着の期待も寄せられていましたが、1月に大腸がんと診断され、戦列を離れることになりました。しかし、1月末の手術を経て3月はじめにはチームに合流、今月16日にはフリーバッティングを行い、順調な回復ぶりを見せています。

大腸がんは早期なら開腹しない手術が可能
大腸がんは内側の粘膜に出来て、徐々に浸潤していきます。治療の基本は手術ですが、早期に発見することが出来れば、内視鏡で大腸の内側から切除したり、開腹せずに腹腔鏡下で手術することも可能です。早期であれば侵襲の少ない治療が出来るわけです。原口捕手の詳しい病状は公表されていませんが、手術後1か月強で復帰し、練習を徐々に本格化させているところを見ると、早期に発見出来て、開腹は避けられたのではないでしょうか。また、早期のがんを取り切れたということで、副作用の強い抗がん剤も使っていないと思われます。

しっかり健診を受けたから、大腸がんが見つかった
原口捕手が大腸がんを発見出来たのは、シーズンオフの健康診断がきっかけでした。まだ原口捕手は20代後半。一般の方であれば健康診断を怠りがちな年代ですが、そこは体が一番の資本であるプロ野球選手。しっかりと体をチェックしたことで、大腸がんを発見出来たのでしょう。怪我を克服し、育成選手から一軍に這い上がった原口捕手。大腸がんも乗り越えて、再び公式戦で活躍してくれることでしょう。

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