toggle
2019-04-16

舌がんで闘病中の堀ちえみさんが、今度は食道がんに

複数の場所に別のがんが出来ることがあります。

遠隔転移なら症状は深刻だが……
先日、舌がんのステージ4と診断され、舌の一部を切除したタレントの堀ちえみさんが、今度は食道がんと診断されました。別の場所にがんが出来るというと、まずは転移が頭に浮かびます。堀さんの舌がんはリンパ節にも転移したステージ4。手術でがんは取り切れたと公表していましたが、食道への遠隔転移となると、かなり症状は深刻です。全身に散らばったがんを、目に見える腫瘍になる前に抑え込めていないことを意味するからです。

食道がんは二重がんを併発しやすい
結論からいうと、堀さんの食道がんは舌がんとは別の原発がんです。転移したがんは原発のがんと同じ性質であり、これは病理検査でわかります。幸いステージ1と極めて早期での発見であり、内視鏡等の手術で切除が可能だということです。因みに食道がんは舌がんなどの頭頚部のがん、胃がんなどを併発しやすく、2~3割の患者に二重がんが見られるという報告があります。

Share on Facebook0Tweet about this on Twitter0
関連記事