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2019-01-23

十二指腸がんの手術の回復を助ける細胞シート

開腹よりも負担の少ない内視鏡による手術が増えてきました。

患者の細胞を培養して細胞シートに
初期の十二指腸がんでは開腹せずに内視鏡でがんを切除する手術が、患者への負担が少ないとして多くなっています。しかし、消化液の影響で3割程度の患者で患部に穴が開くという問題がありました。長崎大学では患者の細胞を培養して作った細胞シートを、十二指腸の腹腔鏡でがんを切除した部分の外側に貼り付けることで、穴が開くのを防ぎ、回復を早める研究を行っています。大学側は来年には臨床試験を開始するとコメントしています。

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