toggle
2018-10-23

阪大病院のがん遺伝子パネル検査が先進医療Bに

先進医療は、患者が費用を負担することになりますが、保険診療と併用出来る利点があります。

がん遺伝子パネル検査では3件目の先進医療B

国が、がんゲノム医療を推進する中、中核拠点病院のひとつである大阪大学医学部附属病院が実施しするがん遺伝子パネル検査が、先進医療Bとして厚生労働省から承認されました。同様の検査が先進医療Bとなるのは、国立がん研究センター中央病院、東京大学附属病院に続いて3件目となります。先進医療Bですから患者は44万5000円の費用を負担することになりますが、研究費20万円は差し引かれ、実際の負担は24万5000円。そして、さらに大きな利点は保険診療である標準治療との併用が可能なことです。この検査既にFDA(米国食品医薬品局)の承認を受けており、抗がん剤に関わる遺伝子など46種類の遺伝子を分析し、より効果の期待出来る治療選択に役立てることになります。
Share on Facebook0Tweet about this on Twitter0
関連記事