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2017-10-23

がんを克服し、現代の巨匠でありつづける安藤忠雄さん

世界的な建築家である安藤忠雄さん。実は8年前にがんと診断され、胆嚢をはじめ幾つもの臓器を摘出しながら、仕事に復帰したがんサバイバーです。

胆嚢、胆管、十二指腸、さらに膵臓と脾臓も摘出
建築家・安藤忠雄さんといえば数々の著名な建築物を設計した現代の巨匠のひとりです。東京大学工学部建築学科教授の職にもありましたが(現在は東京大学特別栄誉教授)、自身は独学で建築を学んだ異色の経歴でも知られています。76歳の今もなお数々の大きなプロジェクトを同時進行で手がけ、多忙な日々を送る安藤さんですが、2009年にがんが発見され、胆嚢、胆管、十二指腸を摘出、さらに2014年には膵臓と脾臓も切除しています。幾つもの臓器を失うほどのがんを乗り越えながら、以前と同じペースでの仕事をしているのは驚きですが、安藤さんはかつてプロボクサーでもあり、自分自身について闘争的な人間であり、何があっても凹まないといいます。独学で建築家になったことも含め、気持ちの強さがあるからこそ現在があるのでしょう。

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