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2017-08-08

血小板

血液細胞のひとつで出血を止める役割を担っているのが血小板です。血管が破れると、血小板はそこに付着し、さらに仲間の血小板を呼び寄せる信号を出し、たくさんの血小板が集まることで、血栓を作って、出血を防ぎます。抗がん剤や放射線による治療を行うと、骨髄の中で血液を作る働きが抑えられる骨髄抑制が起こり、この血小板が不足します。血液1μℓ当たり血小板が10万個を下回ると出血しやすくなり、さらに2万個を下回ると、臓器や脳で重篤な出血が起こる恐れがあります。あまりに血小板が減少した場合には、輸血によって補うことがあります。

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