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2017-06-29

骨髄抑制

抗がん剤の影響で骨髄にある造血幹細胞がダメージを受けて、白血球や赤血球、血小板などが不足する状態を、骨髄抑制といいます。抗がん剤は、がん細胞が正常細胞よりも頻繁に分裂する性質を利用して、分裂している細胞を攻撃します。しかし、骨髄の細胞のように正常細胞の中にもがん細胞と同じように活発に分裂しているものがあり、それらも抗がん剤の影響を受けやすく、副作用の原因となります。白血球の不足は感染、赤血球の不足は貧血、血小板の不足は出血に繋がります。
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