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2016-09-26

抗がん剤治療中こそネイルカラーを

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抗がん剤治療中、爪が脆くなったり、黒く着色したりという副作用に悩まされる女性は多いのでは。そんな時こそネイルカラーを楽しんでください。製品によっては抗がん剤の治療中でも爪などへの負担なく使用出来ます。


爪のトラブルは結構なストレスに

抗がん剤の副作用のひとつに爪が弱くなって割れたり黒ずんだりする症状があります。特に乳がんなどの治療をしている女性にとっては、髪が抜けるのと同じくらいストレスになり、精神面に影響することでしょう。仕事などの日常生活と両立しながら治療している場合はなおさらです。抗がん剤(殺細胞剤)は、がん細胞が正常細胞よりも分裂・増殖が速い点を突いて、分裂中の細胞のDNAを攻撃します。従って、分裂中の細胞であれば正常な細胞まで影響を受けてしまいます。爪や毛根の細胞はがん細胞と同様、分裂や増殖が盛んなのです。腸の内壁の細胞もまた同様に影響を受けるため、下痢などの副作用を招きます。

治療中は有機溶剤を使用しないネイルカラーを
さて、女性の中にはネイルカラーなど爪のお洒落を楽しんでいる方は多いかと思いますが、抗がん剤治療中の方でもQOLの向上に加えて、弱った爪を保護するためにも、ネイルカラーを楽しんでいただきたいと思います。もちろん、一般的なネイルカラー製品には有機溶剤など爪を傷める成分が含まれています。また、刺激に過敏になっている抗がん剤治療中の方であれば、有機溶剤の強烈なにおいなどの刺激は避けたほうがいいのはいうまでもありません。お勧めしたいのは京都市の日本画絵具メーカーが発売している「胡粉ネイル」。ホタテガイの殻などが原料で、有機溶剤は使われていません。落とす時も消毒用アルコールで大丈夫です。
お問い合わせは上羽絵惣株式会社(https://www.gofun-nail.com/)まで。

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