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2016-07-05

5年生存率

5年生存率とはがん治療開始から5年を経過した時点で生きていた患者の割合を示すデータです。一定の期間を区切って、がんの種類ごと、ステージ別に算出されます。地域単位で5年生存率をまとめる場合や、医療機関ごとにまとめる場合があります。5年生存率は同じがんで、同じステージから標準治療を受けた場合に、どのような予後をたどるか考える上での参考になります。但し、あくまでも大勢の治療の結果を平均化した過去のデータであり、個々の患者の今後を示す数字ではありません。また、5年生存率は再発して治療を受けていた方も、生存に数えるので、治癒した割合ではなく生きていた割合を意味します。一般的な「5年相対生存率」はがん以外の原因で亡くなった方を除き、治療開始から5年経過して生きていた方の割合を示します。治癒したと見なせる割合を示す「無再発生存率」もありますが、あまり使われていません。

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